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FOOD 食事

2023.12.04

北海道の秋の味覚! 『鮭とイクラの親子おむすび』

日本人のソウルフードの代表格ともいえる「おむすび」。昨今は、バラエティに富んだ味が楽しめる専門店が多く誕生し、ライスボールという呼び名で外国人からも親しまれています。今回ご紹介するのは、北海道の秋の味覚、鮭とイクラを使った満足度の高い親子おむすび! ひと手間を加え、頬張りたくなる一品に仕上げます。

料理家/スゴウミサト

とにかく見た目の美しさを追求する広告媒体でのフードコーディネイトから、味も映えも求められる撮影現場などのケータリングまで、あらゆるニーズに対応するプロフェッショナル。プライベートでのキャンプ好きも手伝い、アウトドアでの料理も大得意。
Instagram:@mee.sugo

『鮭とイクラの親子おむすび』の材料はこちら

親子おむすびの具材は、いたってシンプル。シンプルながらも、新鮮かつ旨味がぎゅっと詰まった生の鮭を使うことで、口に入れた時の食感や味わいに違いが生まれます。また、おむすびに必要な塩味は、イクラの醤油漬けが一役買ってくれます。

■材料(2人分)

・生鮭           2切れ
・塩麹           大さじ2
・イクラ醤油漬け(市販)  お好みの量
・白米           2合
・海苔           大判2枚
・塩            適量

生鮭の下準備をする

おむすびを作る前日に行うひと手間。
生鮭の切り身は、キッチンペーパーを使って水分をよくふき取ります。余分な水分は臭みの元になるので注意しましょう。
塩麹を切り身の全体に塗り、保存容器などに入れて冷蔵庫でひと晩漬けます。ひと晩漬けることで中まで味が染み入り、塩によって身が引き締まります。

漬けておいた鮭を焼く

漬けておいた鮭を冷蔵庫から取り出し、ガスコンロの魚焼きグリルに入れて焼きます。片面5分を目安に、両面を焼きます。ガスコンロがなければフライパンでもOK! フライパン用ホイルを使うと、身がくっつきにくく焦げ防止にもなります。
次に、焼いた鮭の身をほぐします。菜箸を使って、食感が残る程度の荒ほぐしにするのがおすすめ。身をほぐしながら、きちんと骨を取り除くこともお忘れなく!


TIPS!

塩麹がついている切り身は、焦げやすいので注意が必要です! 弱火〜中火を目安に、火加減を調整しながら焼き上げるようにしましょう。


具材を混ぜ合わせてからフワッと握る

ボウルに入れた白米に、ほぐした鮭を入れ、しゃもじ(またはヘラ)を使って優しく混ぜ合わせます。
手のひらに軽く塩を付けてから、握りやすい量を取り、三角形を作るように成形します。握る時は、ギュッと力を入れすぎず、フワッとした仕上がりをイメージしながら手のひらで転がすように意識すると◎。

イクラの醤油漬けをトッピングして出来上がり!

お皿に海苔を置き、握った鮭のおむすびを乗せ、スプーンを使ってイクラをトッピングしたら、『鮭とイクラの親子おむすび』の完成です。
潰れやすく繊細な具材のイクラは、後乗せにすることで、プチッと食感や風味を十分に堪能することができます。

秋こそ食べたい 鮭とイクラの親子おむすび

口の中で、ほろりとほぐれる鮭の身とプチッと弾けるイクラの食感が楽しめる親子おむすび。
9〜11月の時期に水揚げされる産卵前の鮭=秋鮭のなかでも、北海道や東北地方では、北洋を回遊し、南下してくる鮭が獲れることもあり、新鮮な身とイクラを一緒にいただくことができるとあって、大変重宝されています。
ちょっと手間をかけて、贅沢に味わいたい『鮭とイクラの親子おむすび』。

スゴウさんおすすめの付け合わせ「夕張メロンの漬物」や、旨味たっぷりの「松前漬け」などを添えて、美味しくお召し上がりください♪

Credit
Photo_Shuhei Nomachi
Text_Sayaka Miyano
Edit_Satoshi Yamamoto


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