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FOOD 食事

2024.02.07

念仏寺『茶坊citta』で絶品ドライカレーと沙羅双樹の庭園を堪能

その場所まで行って食べるからこそ、「うまいメシ」がある。地元で採れた食材や地産のお酒、郷土を感じさせる味付け。そんな地元ならではを味わえるローカルグルメ紀行。
今回は兵庫県神戸市の念仏寺本殿内にあるカフェへ。さてさて、どんな料理に出会えるかな……。

有馬温泉の念仏寺にある『茶坊citta』で体験するお寺カフェの魅力

有馬温泉街から歩いて10分ほどの場所にある念仏寺というお寺の中で絶品ドライカレーが食べられるとの情報を見つけ、わくわくで現場へ直行!
立派な本堂の右手に看板を発見し、いざ入店です!

和の空間と沙羅双樹の美しい日本庭園でのんびり過ごす

お席のあるお部屋に通してもらうと、庭園を目の前に2名掛けのテーブルがぽつんぽつんと6席。

そして、大きなガラス窓越しに目の前には沙羅双樹が佇む美しい日本庭園が!
「ひいぃ、素敵すぎる、、、!」
お庭に見惚れながら、テーブルでカレーの出来上がりを待ちます。

1日10食限定のこだわりドライカレーを『茶坊citta』で味わう

ふすまの開く音に耳をすませながら待っていると、待望の〈お寺カレー〉がゆらゆら湯気を立たせながら可愛くおぼんに乗って登場してくれました。
お野菜の小鉢と晩柑のゼリーが添えられていて、ビジュアルは100点。
あつあつなうちにいただきます!(小さい声で)

元住職の奥さまが義母から代々受け継いだ味で、水分は野菜とフルーツのみ! 白ワインを加えて6時間ほど煮込んで作られているそう。
つまり〈お寺カレー〉の正体は、一子相伝の水を使わないドライカレー。
野菜がたっぷり溶け込んでいて、はじめに甘さを感じたと思ったら食べてくうちにスパイシーさも感じる絶妙な味わい!
「ん〜〜〜最高!」
こだわっているからこそ出せる本格的な味だなぁと感じながら、あっという間に完食。

紅茶好き必見!マルコポーロ紅茶で優雅なティータイム

もうとっくに大満足なのに、最後に、と食後の紅茶(コーヒーとどちらか選べる)をいただきました。
「え〜! ティーポットかわいい〜! カップもかわいい〜!」
わたしってお嬢さまだったっけ? と錯覚してしまうくらい優雅なティータイムにときめき。

特にときめいたのは紅茶のお味で、ミルクもシロップも入れていないのに甘い! なんで!?
気になりすぎてお伺いすると、香り高さが特徴のマルコポーロという紅茶らしく、奥さまのお気に入りで、ずっとこの紅茶を仕入れているらしいです。
今度見つけて買ってみたいな。

念仏寺内の『茶坊citta』は、温かい接客や、いろんなところに心遣いを感じながら、こだわりの詰まったお食事にゆっくり浸れる素敵な空間でした。
(カレーは1日10食限定となっているので予約をしておくと安心です◎)
あ〜おいしかった! ごちそうさまでした!


茶坊 citta(念仏寺内)
住所:〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1641 MAP
営業時間:9:00-17:00 定休日:木曜日
電話番号:078-904-0414

Credit
Photo_Yuki Araoka
Edit & Text_Sara Oshima

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