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FOOD 食事

2024.01.11

『四季の花』の人気料理〈海鮮辛味噌ラーメン〉で〆までとことん楽しむ

その場所まで行って食べるからこそ、「うまいメシ」がある。地元で採れた食材や地産のお酒、郷土を感じさせる味付け。そんな地元ならではを味わえるローカルグルメ紀行。
今回は山形県白鷹町の老舗居酒屋へ。さてさて、今回はどんな料理に出会えるかな……。

温かみのある入り口でお出迎え

山形県白鷹町の“おいしいお店”を探して辿り着いた居酒屋『四季の花』。
訪れたのがクリスマスシーズンだったため、キラキラした入り口でお出迎えしてくれました。
入るとすぐ小上がりに。広めのお座敷に通してもらい、座布団にフカっと座ってひと息。

こちらでは季節ごとに旬のメニューが楽しめるそうなので、今はどんなメニューが味わえるのか考えるだけでお腹がなっちゃいます。

「ひとまずビールで乾杯!」と元気にグラスの音が響いたところで、お通しのあん肝が到着。
お酒好きにはとっても嬉しすぎるお通し、、、! お酒が進んじゃうなあ。

おいしいおもてなしに早くも心を掴まれちゃいます。

あれもこれもを叶えてくれる豊富なメニュー

はらぺこなわたしたちが挙げた選抜メンバーは、赤色が美しすぎる馬刺しに穴子の白焼き、ホタルイカの酢漬け、どれもお酒に合うお料理ばかり!
その他にも、お刺身や串焼き、揚げ物、汁物など幅広いメニューで悩ませてくれます。

美味しいおつまみにはやっぱり日本酒!

おいしいおつまみたちで盛り上がって参りまして、「よーし日本酒タイムだ!」と唐突に日本酒タイムに突入!
「せっかくだから山形のお酒を飲みたいよね」
ということで今回選んだのは、加藤嘉八郎酒造『十水』と、新藤酒造『裏・雅山流』。
並ぶとかっこいいねえ、、、!と撮影タイムを終えたところで、飲み始めていきます。

まず深い青色に包まれた『裏・雅山流』から。
銘柄の前につく“裏”とは、従来の製品との米の品種や味わいの違いを、飲み手であるお客様に伝える為の限定流通酒だそう。
強そうでかっこいい名前なのでどんな味かと一口飲んでみると、風味とキレの良い味わい。
「そうそう! この喉がスンッとなる感じ!」
辛口好きなわたしにはたまらないキリッと感でした◎。
なくならないように大事に食べていたあん肝との相性も抜群です。

もうひとつの『十水』は、甘味や香りを感じながらも最後にキレの良さを感じせるお味で、とても飲みやすく、ガブガブ飲んでしまいそうになるお酒でしたよ!

〆はワタリガニが贅沢にあしらわれた〈海鮮辛味噌ラーメン〉

最後に店内にポスターがたくさん貼ってあって絶対に〆に食べると決めていた(ずっと横目で見ていた)〈海鮮辛味噌ラーメン〉を注文。
何が魅力的だったかって、ポスターには綺麗なスープの上に大きなカニさんがどかんと浮かんだラーメンが写っているんです!
「本当にこんなに大きなカニがのってるの〜!?」と、ときめきが止まりません。

まだかなまだかな、と待っていると、本日の主役がテーブルのセンターに着丼!(ラーメンがテーブルに到着するさまのラーメン用語)
オレンジ色に輝くスープの上にワタリガニがどかんと君臨しています。
「大きなカニ、本当だった〜!」
ポスター通りのビジュアルに嬉しさがあふれました。
独り占めしてしまいたいところですが、5人のメンバーでとりわけいただきます!

味噌と海鮮のとてもいい香りと、カニやエビの出汁がめちゃくちゃ滲み出た絶品のスープに、コーンや味噌の甘味を感じるお味で、辛いお料理が苦手なわたしでもモグモグ食べられる辛さ加減でしたよ。
ご飯入れちゃいたい。

大満足なお味でスープまでぺろり!
最高な〆で最後までたっぷり楽しませてもらいました。

あれもこれも食べたい! を叶えてくれる居酒屋『四季の花』。お座敷で畳の温かみを感じながら、楽しく寛げるお店でした。
あ〜おいしかった! ごちそうさまでした!


四季の花
住所:山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲970 MAP
電話番号:0238-85-6602

Credit
Photo_Yuki Araoka
Edit & Text_Sara Oshima

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