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TRAVEL 旅行

2024.01.25

自然の恵みいっぱいの山形県白鷹町で
SNSを頼りに気ままなロードトリップ

地方と都市を結ぶため、全国津々浦々のローカルスポットにクローズアップする本企画。今回は、東北地方で今もなお残る伝統や文化に触れたい! ということで山形県白鷹町までやってきました。話題のスポットをSNSサーチしながら、これ食べたい! ここエモい! と、気ままに旅する編集部ロードトリップ。

※本記事の撮影は11月です。

日本の紅(あか)をつくる町「SHIRATAKA RED」

山形駅から西南西に車で約40分ほどに位置する白鷹町。山形市内から、”知恵の水”や”若返りの水”のいわれで有名な『白鷹山』を越えたところにある、自然の恵みを享受してきた歴史深い小さな町。

県花である『紅花』を原料とする紅餅、すり花、乱花の生産量全国シェア6割を超える、国内随一の生産地。紅餅やすり花などは本紅や染料の原料になり、さらにさまざまな食や工芸にもつながることから、「日本の紅をつくる町」といわれている。

馬刺に米沢牛、もみじ鮎やミニトマトなど、つい食べ物ばかり想像してしまうが、温泉に工芸にと、楽しいがぎゅっと詰まった町。良い旅になる予感。

旅の始まりは『鮎』で腹ごしらえ

ロケを行ったのは11月中旬。ちょうどシーズンが終わってしまったが、どうしても鮎が食べたいということで、まだ美味しく鮎が食べられる『道の駅 白鷹ヤナ公園 あゆ茶屋』さんへ。

白鷹町では古くからヤナ漁が盛んで、戦後にヤナ場は失われたが、ここには白鷹町の有志たちの想いで復活させたヤナ場がある。町の歴史が残した文化と伝統を、今もなお大切にしていることが見て取れる。春から11月までは鮎の手づかみ体験できたり、週末はイベントが目白押し。

さくっとふわっと美味しい〈子鮎唐揚げ丼〉は、鮎をまるごと楽しめちゃう逸品!
もうひと品は〈鴨せいろ蕎麦〉。手打ちの新蕎麦はコシがあり、蕎麦の風味も立っていて抜群に美味しい。鴨と蕎麦の相性は間違いない。ここまで想像を越えてくるとは思わなかったので、みな夢中で食らいつく。

あっという間に食べ終わってしまった感のある胃袋の〆には、やっぱり鮎の塩焼き。

ん〜、出だし絶好調。

道の駅 白鷹ヤナ公園 あゆ茶屋
住所:〒992-0862 山形県西置賜郡白鷹町大字下山661-1 MAP
URL:https://www.ayuchaya.jp/

現代まで受け継ぐ白鷹伝統の『深山和紙』

あゆ茶屋から車で10分程度、最上川を越えた先にある深山和紙振興研究センター』。ここで深山和紙の伝統を受け継ぐ和紙職人、高橋さんのところへやってきた。

貴重なお話を伺いながら、OMUSUbeeガールズたちは取材そっちのけで黙々と和紙アートを制作。「普段はこんなに無心になれる事なんてないからつい夢中に……。」
人々が繋いできた歴史と伝統を大切にする高橋さん。地域に根づいた文化として、人と人を繋げ続けているその姿と想いに、静かに胸のあたりがぎゅっとなった。
そんな素敵なお話は本編にて。

深山和紙振興研究センター
住所:山形県西置賜郡白鷹町大字深山2527番地 MAP
URL:https://www.town.shirataka.lg.jp/1294.htm

▶ 本編はこちら
山形県の無形文化財『深山和紙』に
ふれる・まなぶ・創作する

発見! 本場仕込みの激うまイタリアン『SIATTACA(シャッタカ)』

OMUSUbeeガールズが発見した、SNSでも話題のイタリアンレストラン『シャッタカ』。私も白鷹町の方からおすすめされていたので、意見が一致ということで足早にGO。たらふく鮎を頂いたのに、旅しているとあっという間に腹は減るもんだ。

ほらほら、美味しそうでしょ。
〈ブラッターチーズと白鷹産フレッシュトマトのスパゲティーニ〉。

他にも美味しいがいっぱい……。詳しくは本編にて。

シャッタカ
住所:山形県西置賜郡白鷹町荒砥乙553-1 MAP
URL:https://siattaca.com/

▶ 本編はこちら
ここはミラノかフィレンツェか?
本場仕込みの激うまイタリアンin山形県白鷹町

白鷹町を一望しながらくつろぐ『鷹野湯温泉』でひと休み

おなかいっぱいになったらゆっくり休憩したいということで、『パレス松風』へ。ここは日帰り温泉でもあり、宿泊して満喫することもできる、地元民や旅人にも人気の施設。

お風呂からは白鷹町を一望できる絶景。

部屋でくつろぎ、温泉にも入ってひと休みしたら、あっという間に夕刻。
ぼちぼちアレが恋しくなりますね。

パレス松風
住所:山形県西置賜郡白鷹町大字十王5687-8 MAP
URL:https://www.shirataka.or.jp/

▶ 本編はこちら
温泉好きにもサウナ好きにも愛される
山形県白鷹町の『パレス松風』をサクッとレポート

地元民に愛されるお食事処『四季の花』

ここ、ググってもなかなか情報の出てこないお店。でも地元では有名で、白鷹町の方に聞いてやっと情報を得たくらい。タイミングによっては満席の場合もあるので、ここに目掛けて行く方は予め電話してから行くのが◎。

地元食材を使ったメニューからお店のオリジナルラーメンまで堪能し、山形の地酒も最後まで楽しめた。素晴らしい締めくくりとして、白鷹町の旅を終えることが出来たのではないか。また来ようね、とメンバー全員が口を揃えていたから、きっとそうなんだと思う。

今回はまだまだやるべき事があったが、天候や諸事情で出来なかったことが沢山ある。白鷹山の散策やパークゴルフ、鮎の手づかみや蕎麦打ち体験、深山焼の陶芸体験と取材など、次に来るための理由が沢山あるんだ。

この小さい町に不思議なくらい魅力が沢山詰まっている。なんといっても人がとても優しくてあたたかいという唯一無二の魅力が、また来たいと思わせているのかも知れない。

四季の花
住所:山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲970 MAP
電話番号:0238-85-6602

▶ 本編はこちら
ローカルグルメ紀行『四季の花』の人気料理
〈海鮮辛味噌ラーメン〉で〆までとことん楽しむ

Credit
Photo_Yozo Yoshino & Yuki Araoka
Edit & Text_Yuki Araoka



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