2023.07.14
国内外のモダンアーティストと手を組んで展開する、OMUSUbee×アーティストのコラボレーション企画が始動。第1弾は、イラストレーター5eL氏が描き下ろした限定デザインを落とし込んだ『夏の風物詩』シリーズ。蚊遣り豚、風鈴、うちわ、手ぬぐいといった日本古来のイイモノ4点を今の感覚でアレンジした、OMUSUbeeらしい夏の過ごし方をご提案します。
GUEST ARTIST:5eL
熊本出身、沖縄在住。花、植物、果物などをモチーフに、ポップでどこかウィットに富んだ作品を描くイラストレーター。ビビットな配色で描かれたシンボリックな作品は、一度見ただけで記憶に残るほどの存在感を放つ。
instagram:@hey5el_
夏といえば蚊。蚊といえば蚊取り線香。蚊取り線香といえば、蚊遣(や)り豚。名前よりも先にフォルムが思い出される、あの蚊取り線香を入れる豚の形のアレのことです。
そんなかわいらしい素焼きの豚に、イラストレーター5eL氏の象徴的デザインであるバラを大胆にペインティング。落ち着いたブラックの本体が、なんともポップでモダンな雰囲気。 職人による手描きのため、すべて微妙に表情が異なる、ワンアンドオンリーなひと品です。
蚊遣り豚の歴史を遡ると、蚊取り線香が誕生した明治時代よりも昔の江戸時代から、その原型はあったとか。なぜ豚の形をしているかは諸説あるようですが、中でも、煙の流れを考慮して口をすぼめたら豚の形に似ていった、というのが有力だそう。蚊の季節が終わったら、各種お香の香炉としても◎。蚊取り線香もお香も焚かない方なら、いっそのことアクセサリー入れにしてもいいかも。シーズン問わずこの可愛さをみな様と共有したい。そんな想いでデザインしました。
ものを包んだり、汗を拭いたり。何かと便利で使い勝手のいい手ぬぐいは、一般的なタオルよりも薄手ですぐ乾くので、夏のお供にも最適です。そんな日本古来から続く便利品である手ぬぐいを、5eL氏のイラストでカスタム。元絵のビビッドな表情を再現した、フルカラー仕上げの逸品です。
手ぬぐいらしからぬモダンなグラフィックは、パンツのポケットからタラっと垂らして、バンダナ的なファッションアクセサリーとしてもオススメ。またグルっと両肩を覆える横長寸法の大判デザインなので、クーラー冷え対策など、ちょっとしたショールとしても使えそうです。もちろん、純粋なアートピースとしてお部屋を彩るにも◎。使ってよし飾ってよしの、OMUSUbeeだけのスペシャルな手ぬぐいを、是非。
暑い夏に涼を運んでくれる風鈴は、本来、音で魔を祓う魔除けの鈴として、1年中使われていたそうです。 中でもこちらの江戸風鈴は、江戸時代から300年変わらない伝統技法、宙吹きでの成形が特徴。型を使わず空中で膨らます職人技により、ひとつひとつ個性的な形に仕上がり、それぞれ違う音色を楽しませてくれます。透明感のある江戸風鈴に、5eL氏のPOPなバラがふわふわ浮かんでいる様子は、眺めているだけで癒されること請け合いです。
本体両面に5eL氏のアートワーク入り。絵付けは風鈴の内側から。ひとつずつ手書きで描かれていることによる、微妙なタッチの差までお楽しみいただけます。また、あえてギザギザに仕上げられた鳴り口も、江戸風鈴の特徴。このギザギザにより、他の風鈴とは異なる柔らかな音の鳴りを響かせてくれます。
夏になると、いたるところで配られる広告媒体としてのうちわ。確かに涼をとるには十分だけど、それではなんとも風情がない。ということで、5eL氏のアートワークをフィーチャーした、シーズンオフでもインテリアとして飾っておきたいOMUSUbeeオリジナルのうちわを製作しました。ベースには、熊本県の伝統工芸品にも認定される来民渋うちわを使用。1本1本手作業で骨組みとなる竹を切り分け、本体の和紙部分に柿渋を塗ることで耐久性と防虫性を高めた、一生モノのうちわです。
パンツのポケットにザクっと挿すだけでも、縁側で涼んでいるだけでも、なぜだかとってもオシャレなグラフィックは、さすが人気アーティスト。柿渋の酸化反応により日に日に風合いが増していく様も合わせて、末永くご愛用ください。
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