2023.08.07
旅といえば温泉。温泉といえばサウナ。この切っても切り離せない三つ巴のお愉しみにフォーカスを当てた連載企画、ローカルサウナっ風呂の旅。第1回目は、昨今のアツいサウナ需要とアウトドア人気に応えるため、各棟に専用サウナ付きのグランピング施設を作ってしまった京都府天橋立のリゾートホテル、『ザ グラン リゾート天の橋立』から。プロサウナー水風呂ちゃんと、そのサフレのカナさんとともに、サウナ中心の旅レポを前後編の2部構成でお届けします。
水風呂ちゃん
株式会サ水風呂代表
サウナ施設のプロデュース他、自身主催のポップアップショップ『Key to S』を全国で展開するなど、サウナにまつわるアレコレを手掛けるプロサウナー。日常のすべてがサウナの前戯。
Instagram:mizuburochan
目次
目的地であるサウナ付きグランピング施設に行く前に、せっかくなのでと、天橋立に立ち寄った水風呂ちゃんとカナさん。名物のひとつである廻旋橋が回るタイミングには立ち会えませんでしたが、日本三景のひとつにも数えられる景勝地を少しだけ見物しました。ここからザ グラン リゾート天の橋立までは、車で20分弱程度。踵を返して向かいます。
到着予定時間よりやや遅れてチェックイン。前述の通り、今回はザ グラン リゾート天の橋立に新設されたグランピング施設『HESTA スマート ヴィラ』に滞在することになりますが、手続きは本館フロントにて。支配人さん、お世話になります。
部屋に荷物を入れたら、すぐさま備え付けのサウナをチェック。今回ふたりに滞在してもらう定員4名のエッグスイートルームは、こちらのバレル(樽型)サウナ付き。その姿を見るや「あ、これ私めっちゃ好きなヤツです」と水風呂ちゃん。聞けば、茨城県の老舗木工メーカー茨城木工のオリジナルブランド、『バロウ』のバレルサウナとのこと。国産ヒノキに高耐久加工木材サーモウッドの外装を合わせ、内部にもしっかりと断熱・防水処理を施した、純国産仕様の高品質サウナです。海に面したプライベートスペースは、ロケーションも最高。
そうこうしてる間にササッと着替えを済ませ、早くも入浴するふたり。爽やかなヒノキの香りに包まれメディテーション。水風呂ちゃんいわく、海沿いのサウナは海風の影響を受けることも多いそうですが、こちらは機密性も高く断熱材もしっかり充填されているので無問題。1セット目から玉のような汗が吹き出ています。
足の裏に至るまで全身しっかり温まったら、そろそろ頃合い。備え付けのシャワーで汗を流し、たっぷりと水をためておいた水風呂に一気に沈む水風呂ちゃん。首の後ろまでしっかり冷やすのがポイントだとか。ちなみにこちらの浴槽も、バレルサウナと同じ茨城木工製のヒノキ仕様。
たっぷりと水風呂で体を冷やしたら、備え付けのチェアベッドで外気浴。海風を感じながらのととのいタイムは、一度体験したら病みつきになること請け合い。脳内ホルモンがドバドバ出ます。
その後もバレルサウナ→水風呂→外気浴のルーティーンを数セット繰り返し、たっぷりと『HESTA スマートヴィラ』でのサ活をご堪能いただいたおふたり。ちなみに、滞在するエッグスイートルームの全景はこんな感じ。テラススペースにはブランコもあり。微妙な揺れを感じながらのととのいタイムも、またこれ一興です。
みなさんもうお気づきかと思いますが、ここで水風呂ちゃんとカナさんに使ってもらったサウナハット、ライトタオル、ウォーターボトルは、すべてOMUSUbeeのエクスクルーシブ製品。ハットとタオルは今治市のタオルメーカー『コンテックス』、クリア樹脂のボトルは『キントー』製。ガチガチのサウナーふたりにも気に入っていただけたようで嬉しい限り。
ゆっくりサウナを堪能していると、時刻はあっという間に18時手前。夏なのでまだまだ明るいですが、もう間もなく夕飯の時間。準備されたのは、伊勢海老、アワビ、近江大倉和牛などの豪華食材が並ぶスペシャルBBQ。グランピングコンセプトのHESTAスマートヴィラだけの特別メニューです。
こちらのHESTA スマート ヴィラでの食事は部屋の中ではなく、隣接するテラススペースで。サウナ後のほどよい疲れを感じながら、ユルっとまったりセルフで焼き焼き。海風をまといながらの開放感あふれる高級BBQは、それはもう格別。ドリンクバーもついてきますが、サウナ後の飲酒はほどほどに。食事の後も何セットかサ活を繰り返し、この日は終了。後編では、お風呂やお部屋などもご紹介するので乞うご期待。
THE GRAN RESORT 天の橋立
■住所
京都府宮津市字中野203-1
■電話
0772-27-1371
■URL
https://okura-club-hotels.com/amano/
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