2023.06.30
本格的な夏を目前に控えた昨今。みなさん、今年の夏の予定は立てましたか? なかにはきっと、キャンプやBBQなどを計画している方も多いはず。そこでオススメしたいのが、切って煮るだけでOKなスープ料理。簡単お手軽でありながら、不意に肌寒くなってくる夕暮れ時や、お肉続きで胃が疲れた時などには、誰からも感謝されること請け合いです。そんなお外でのスープ料理をお店レベルに格上げする、お手軽レシピをご紹介。専門店が手掛ける絶品スープの素と、地元野菜のコラボレーションをお届けします。
調理担当:イワイダ(編集部)
OMUSUbee編集部きっての料理好きとして、この度、本メディアのお料理担当に就任。趣味は自らの料理で友人をもてなすこと。味はもちろん見た目の美しさもピカイチで、自身SNSには映え料理写真がズラリ。自宅ではもちろん、キャンプやBBQなどでも腕をふるう。
目次
美味しいスープを食べるなら、まずは具材の鮮度にこだわりたい。というわけでやってきたのは、今回の撮影の舞台となった『ザ グラン リゾート プリンセス富士河口湖』からもほど近い、2022年6月オープンの地元密着商業施設『旅の駅 kawaguchiko base』。地場産の農産物や各種加工食品を取り揃えつつ、ワイナリーやレストランまでも併設する、まさに旅の拠点となる複合型のニュースポット。モダンな建築デザインも必見です。
「旅の駅 kawaguchiko base」
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4
https://www.kawaguchikobase.com/
さまざまな食品を扱う『旅の駅 kawaguchiko base』の中でも特に見どころなのが、地元産の野菜や果物を取り扱う青果コーナー。季節ごとの旬な食材が揃うだけでもありがたいのに、そのほとんどが朝採れモノばかりというから、新鮮度はお墨付き。野菜にうるさいお料理担当イワイダ氏も、アレもいいコレもいいと、目移りの連続。
こちらがこの日の戦利品。トウモロコシにヤングコーン、玉ねぎ、アンデスレッド(新じゃが)、大小トマトに茎ブロッコリー、そして手作りスモークベーコン。もちろんどれも河口湖エリアを中心とした、地元山梨県産。真ん中のパッケージについては後述にて。
左_食感を楽しむため、アンデスレッドや茎ブロッコリーなどは、やや大きめにカット。アウトドア料理は、これくらいざっくりでOK。右_トマトは細かく刻み、しっかりと酸味と旨味がスープに溶け出すように下準備。対してプチトマトは丸ごと入れて、プチっとした食感が楽しめるように。
効率的な手抜きこそが大正義となるアウトドアクッキング。出汁を取ったり何だったりは、既製品にお任せでOK。というわけで今回、味の決め手となるスープの素には、HESTA大倉が運営するスープのお店『oumãmi HESTA SOUP STAND(ウーマミ へスタ スープスタンド)』のオリジナル出汁パック、“鰆と鰹の黄金だし”を使用。鰆、鰹、うるめ鰯、かたくち鰯に、昆布と椎茸の旨味を封じ込めた複雑な味わいが、アウトドアでのスープ料理をお店レベルに美味しくしてくれること請け合いです。
鍋にたっぷりの水を入れ、茎ブロッコリー以外の野菜とベーコンを投入。そこに“鰆と鰹の黄金だし”を適量沈めたら、あとはコトコト煮込むだけ。次第に黄金だしの匂いが漂い始めると、スタッフ一同、空腹感MAX。細かく切ったトマトが溶け出して、アンデスレッドに火がとおったら、最後に茎ブロッコリーをササッと茹でて完成!
お皿に盛り付けて、いざ実食。さまざまな旨味が絡み合う奥深くも上品な黄金出汁に、トマトの酸味が溶け出したお味は、まさに絶品。その他の具材も鮮度抜群で、アウトドアでの簡単調理とは思えない、文字どおりお店顔負けのご馳走スープとなりました。赤、黄、緑の色合いも美しく、彩りも◎。
oumãmi HESTA SOUP STAND
https://oumami.jp/
全国4店舗で展開する、美と健康のためのスープのお店『oumãmi HESTA SOUP STAND(ウーマミ へスタ スープスタンド)』。毎日のスープ習慣をとおして、健康はもちろん美容にもアプローチする、HESTA大倉運営のスープ専門店です。今回使用した“黄金だし”の他にも、数種類の希少なキノコから出汁をとった“黒旨だし”、日本の風土で育った麹を使用した“発酵だし”もラインナップあり。
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