2024.05.23
優れた熱伝導率で料理を格段に美味しく仕上げてくれる、フライパンをはじめとする鉄製調理器具。しかし、その一方で、日々のお手入れやシーズニング(使用前の油ならし)などの手間に、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな鉄製調理器具を、一般家庭でも使いやすく、便利でおしゃれなデザインに進化させた大阪の老舗町工場『藤田金属』のこだわりアイテムをご紹介します。知恵とこだわりが詰まった鉄製調理器具を使えば、日々のお料理が一段と楽しくなるはずです。
目次
『藤田金属』の看板商品である〈フライパンジュウ〉は、独自の焼き付け加工が施されているため、最初のシーズニングが不要です。届いた瞬間からすぐに使えるので、購入のハードルが大幅に下がります。一度使ってみれば、もう他のフライパンには戻れないかもしれません。ササッと作ったベーコンエッグでも、裏面はカリカリ、中はしっとりとした最高の焼き上がりに。食べ慣れた朝の定番が、ホテルのモーニング顔負けの美味しさに仕上がります。
〈フライパンジュウ〉の最大の特徴は、ハンドルがワンアクションで取り外せることです。お皿としても使用できるようにデザインされたモダンなルックスで、そのまま食卓に置いても見栄えがします。「つくる」と「たべる」をひとつにした画期的な逸品です。また、ハンドルは山形県天童市の天然木を使用しており、使い込むうちに手に馴染みます。別売りの専用フタと合わせれば、料理の幅もさらに広がることでしょう。
鉄製フライパンでトーストやフランスパンを驚くほど美味しく仕上げることができます。外はカリカリ、中はふわっとした食感を楽しめるのが、鉄製フライパンならではの魅力です。浅型でデザインされたこのトーストパンは、トングやフライ返しで簡単にひっくり返せる設計になっています。また、直径18.5cmのサイズ感で、魚焼きグリルやオーブンにもそのまま入れることが可能。トースト以外の料理にも、鉄製調理器具ならではの魔法のような効果をお楽しみください。
鉄製調理器具の魅力は、料理が美味しく仕上がるだけでなく、料理に自然と染み出る鉄分です。このお味噌汁鍋なら、スピーディーに食材を炒めるフライパンよりも多くの鉄分を摂取できます。お味噌汁1杯分で約9.7mgの鉄分が摂取でき、これは1日の推奨量の90%に相当します。現代人が不足しがちな鉄分を、毎日のお味噌汁で手軽に補うことができます。握りやすさにこだわった六角形の天童市産木製グリップも、調理のしやすさを高めます。長く使える一生モノの鍋としておすすめです。
老舗町工場『藤田金属』が持つ技術力に、現代的なデザインと斬新なアイディアを掛け合わせた鉄製調理器具。今回紹介した3点はすべて、面倒なシーズニングが不要で、使用後は洗剤を使わずに水とタワシでこするだけでお手入れが完了します。鉄製調理器具の取り扱いに躊躇していた方々も、問題なく使いこなせるでしょう。お手入れが簡単で、美味しさが倍増する魔法のようなキッチンツール。今までの調理器具には戻れなくなる覚悟のうえ、ぜひ一度お試しください。
Credit
Photo_Taijun Hiramoto
Text & Edit_Satoshi Yamamoto
この記事で紹介した商品